店主より


 今年は関東・甲信越地方が、平年より20日以上早く梅雨が明けたとのことです。近畿地方の梅雨明けもそろそろでしょうか。
 梅雨が明けると、「海の京都」、ここ丹後・宮津の海も、週末には海水浴のお客様で賑わうようになるでしょう。

 宮津の夏は、7月24日の「文殊堂出船祭」で本格的に始まります。文殊堂を中心に海の上に設置されたステージでは、竜舞が奉納され、花火も打ち上げられます。
 そして、お盆の最終日の8月16日には「宮津燈籠流し花火大会」が開催されます。亡くなられた方のご冥福を祈るため、ご家族の手できれいに飾り付けられた精霊船を海に浮かべ、燈籠に火を灯して流します。そして、クライマックスには盛大な花火が打ち上がり、丹後・宮津の短い夏の終わりを告げます。

 夏の旬の素材は、と申しますと、どうしても選びきれず、嬉しい悲鳴をあげてしまうほど数多くあります。まして、どれが1番か?と尋ねられると、返答するのに大変困ってしまうのですが……やはり京都の夏の風物詩、ハモ(鱧)は外せないかと思います(あくまで個人の意見ですよ(笑))。
 ハモといえば京都の祇園祭!というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、ここ丹後の海でもハモは水揚げされます。
 京都市内では、特に祇園祭の時期になると、ハモはとても高価なものになりがちです。ですが、ここ宮津では値段の変動はあまりありません。とはいえ、どうしても祇園祭になると市内のほうへハモが流出してしまいますので、召し上がっていただくなら、それよりも早い時期がおススメです。
 毎年、天橋立を散歩され、夕涼みを終えて、涼しくした店内でハモしゃぶを楽しみにされている常連のお客様もいらっしゃいます。

 野菜では、京野菜ブランドを代表する「万願寺トウガラシ」が隣の舞鶴で収穫されており、こちらも出荷がはじまります。
 トウガラシと聞くと辛いイメージが強いですけれど、万願寺トウガラシにはそれほどピリピリとした辛さはありません。むしろ甘みもあり、やわらかく、さっと焼いて鰹節をかけ、生姜醤油でシンプルに召し上がっていただくととても美味しいです。お酒・ビールが止まらなくなりますね(これも私の個人的意見です(笑))。

 これから夏本番を迎えることになります。
 ですが、湿度が高くて蒸し暑い日が続くと、どうしても身体がすっきりせず、体調も崩しがちになり、食欲も落ちてしまうことが多くなります。そんな時こそしっかり食べて体を作っておかないと、秋になり、夏の疲れが出ることがあります。
 この時期を、元気に楽しく乗り切るために、美味しい旬の食材を使ったお食事の提案をさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 さまざまなイベントや旬のおいしい食材が盛り沢山の丹後・宮津へ、ぜひ足をお運び下さい。
 夏を満喫していただくお手伝いが出来ますよう、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

――2018年、夏本番を前に





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